いっぷく茶屋

ちょっといっぷく、いかがでしょう?

鑑賞記録〜映画(DVD)

「県庁の星」

 監督:西谷弘
 主演:織田裕二/柴咲コウ


 ・2008/01/03
 ・DVD(レンタル)


 詳細↓
 公式サイト
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 野心家でプライドの高い県庁のエリート職員とあまり流行っているとはいえない三流スーパーのパート店員とが出会って始まる物語。
 県庁のキャリアである「野村」は将来を嘱望された若手エリート職員。ある日民間企業との交流事業の一環として研修に出されたのは主に県内でチェーン展開をしているスーパー「満天堂」。
 そこで指導係として彼を待ち構えていたのは古株のパートで年下の女性「二宮さん」だった。

 頭でっかちの正義を振りかざしキャリア志向むき出しのエリートと日々の生活に追われながらもそこで生き残るための知恵としたたかさを身につけたパート従業員。
 どちらも正しいけれどどちらも間違っている。
 全く対極にある二人の対比と徐々に歩み寄る姿が印象的だった。
 その対比がすなわち「お役所」と「市民」の対比の縮図のようで、またそれも面白い。
 ああ、ほんとにこれだけズレてるんだなぁ。みたいな。

 そして、最後のほうで女性知事の発した一言。
 「わたくしは『前向きに検討する』と申し上げたのですよ?」
 というのには、ちょっと仰け反ってしまった。
 ただ、その後に続くシーンで二宮さんに、改革は進んでいるか?と問いかけられた「県庁さん」が、難しい、と答えなからひらめかせた苦笑いに救いを感じた。
 ああ、わかってたのね。やる気マンマンじゃないの。

 実際自分の地元でも似たようなことが行われているんだろうな、と思うとやりきれないものもあるが、「改革」の二文字を胸に秘めて日々戦っている県庁職員もいるのかもしれない。
 …いたらいいな。


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鑑賞記録〜映画(DVD)

「どろろ」
 原作:手塚治虫
 主演:妻夫木聡/柴咲コウ

 ・2007/10/23
 ・DVD(レンタル)

詳細↓
公式サイト


 これは前日のアニメ作品と一緒にレンタルしたもの。

 面白い。
 面白いぞこれは。こういうの、大好きだ。
 原作が何だとか誰が出てるのかとかそんなこと全く関係なく、アレコレ考えずに純粋に楽しめる一作だった。
 ああ、こっち後回しにして本当に良かった。

 (↑ストレートに面白かったので感想もシンプル。)



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鑑賞記録〜映画(DVD)

「ゲド戦記」

・2007/10/22
・DVD(レンタル)

詳細↓
 ■公式サイト


 原作者のグゥイン氏には、若い頃に実は結構はまっていた。
 ただ、そのころはSF作品が中心でファンタジー作品にはあまり興味がなく、しかもこれはまだ訳本が出ていなかったのでは?と思う。が、気づかなかっただけかもしれない。興味なかったから。
 彼女の作品には多少影響を受けた部分もあるので、これは機会があれば是非見たかった一本。

 で、率直な感想を。
 「何か散漫な感じ?」…観進めていくうちに感じたことだ。
 もともとが壮大な物語だけにどうしても「つまみ食い」的展開は否めないのだろうか。
 それと、なんかちょっと物足りない感じ。
 ジブリの作品はいくつか観たが、どれもきめ細かい心配りの見られる良質なできばえだったように思う。
 ああ、こだわってるなぁ。みたいな。
 今回はそういうのがあまり感じられなかった。
 また、ラスト近くになって感じたこと。
 「なんかジブリっぽいんだよなやっぱり」
 演出とかデザインとか効果とか。細かいシーン展開とか。
 どっがで見たことあるようなのが目白押しだった。
 そういうのに逆に違和感を感じてしまったのはナゼだろう?
 そして、見終わった直後に感じたのは「これはこれでアリなのかな?」みたいな。
 別物だと思えば、それなりに面白かったし。
 得られたものもいくつかあるわけだし。
 レンタルで一度観たらもういいか、購入するまでもないな。といったところでしょうか。
 たとえば友人に「どう?」と聞かれてその友人がジブリ好きならお勧めするし、原作及びグゥイン氏のファンなら別物として観るようアドバイスします。多分。


 蛇足だが。
 折角だからブログのネタにしようとPC立ち上げて、その前にちょっと…となんとなく消化不良の欲求不満を抱えたままネットをさまよっていたら、面白い記事を見つけてしまった。

ジブリ映画「ゲド戦記」に対する原作者のコメント全文


 まあ、こういうトラブルはよくあるらしいけど(ネバーエンディングストーリーとか)、原作者のグゥイン氏は宮崎駿氏にそうとう参っていただけにショック大きかったみたいで、心中お察しいたします。
 そして自分と同じようなことを感じた人がいて、それが原作者だったりしたので、ジブリさんには申し訳ないけど、なんだかちょっと嬉しかった。


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