いっぷく茶屋

ちょっといっぷく、いかがでしょう?

鑑賞記録〜映画(DVD)

「県庁の星」

 監督:西谷弘
 主演:織田裕二/柴咲コウ


 ・2008/01/03
 ・DVD(レンタル)


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 野心家でプライドの高い県庁のエリート職員とあまり流行っているとはいえない三流スーパーのパート店員とが出会って始まる物語。
 県庁のキャリアである「野村」は将来を嘱望された若手エリート職員。ある日民間企業との交流事業の一環として研修に出されたのは主に県内でチェーン展開をしているスーパー「満天堂」。
 そこで指導係として彼を待ち構えていたのは古株のパートで年下の女性「二宮さん」だった。

 頭でっかちの正義を振りかざしキャリア志向むき出しのエリートと日々の生活に追われながらもそこで生き残るための知恵としたたかさを身につけたパート従業員。
 どちらも正しいけれどどちらも間違っている。
 全く対極にある二人の対比と徐々に歩み寄る姿が印象的だった。
 その対比がすなわち「お役所」と「市民」の対比の縮図のようで、またそれも面白い。
 ああ、ほんとにこれだけズレてるんだなぁ。みたいな。

 そして、最後のほうで女性知事の発した一言。
 「わたくしは『前向きに検討する』と申し上げたのですよ?」
 というのには、ちょっと仰け反ってしまった。
 ただ、その後に続くシーンで二宮さんに、改革は進んでいるか?と問いかけられた「県庁さん」が、難しい、と答えなからひらめかせた苦笑いに救いを感じた。
 ああ、わかってたのね。やる気マンマンじゃないの。

 実際自分の地元でも似たようなことが行われているんだろうな、と思うとやりきれないものもあるが、「改革」の二文字を胸に秘めて日々戦っている県庁職員もいるのかもしれない。
 …いたらいいな。


テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

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